
愛犬がトイレシートをビリビリに破って困っている。
留守番中にいつも部屋が大惨事になっている。
トイレシートを破るのをやめさせる方法が知りたい。
本記事では、こんなお悩みを持つ方向けに、犬がトイレシートを破る原因と効果的な対策8選、対策に役立つおすすめグッズをあわせてご紹介します。
毎回の掃除の負担や愛犬の誤飲のリスクにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
犬がトイレシートを破る4つの原因


犬がトイレシートを破る原因は、主に以下の4つに分類できます。
原因①:遊びで楽しくなっている
トイレシートをおもちゃ代わりにして遊んでいるケースです。
たまたま爪で引っかいたときに中の綿が出てきて、その感触や音が面白くて繰り返すようになります。
また、破った瞬間に飼い主さんが「こらー!」と反応すると、「破ると構ってもらえる」と学習して、わざと繰り返すケースもあります。
原因②:ストレスや運動不足の発散
運動量が足りていなかったり、お留守番の時間が長かったりすると、ストレス発散のためにトイレシートに八つ当たりしてしまうことがあります。
こんなストレスサインが出ていないか、普段の様子をチェックしてみましょう。
- いつもより吠える回数が増えた
- 前足や体を過剰に舐めている
- 落ち着きがなくウロウロしている
- ため息が多い
普段と違う様子が見られたら、運動量やコミュニケーションの時間を見直すサインかもしれません。
原因③:退屈・暇つぶし
長時間のお留守番中、何もすることがなくて退屈になり、目の前にあるトイレシートで暇つぶしをしているパターンです。
犬にとってトイレシートは「噛み心地がよく」「破ると派手に散らかる」ので、退屈しのぎには格好のおもちゃに見えてしまうんですね。
原因④:歯の生え変わり(子犬の場合)
子犬の歯は、生後4〜6ヶ月頃から乳歯が抜け始め、7ヶ月〜1歳頃に永久歯へと生え変わると言われています
この時期は口の中に違和感があり、モグモグ動かしたりおもちゃをしきりに噛んだりする様子が見られます。トイレシートをかじってしまうのも、この違和感を解消したい行動のひとつと考えられます。
(参考:ワンペディア「犬の歯の生えかわり時期に気をつけること【獣医師解説】」)
犬がトイレシートを破るときのリスクは?


「ただ破るだけなら掃除が大変なだけ」と思うかもしれませんが、実は健康面でのリスクもあります。
リスク①:誤飲・誤食による健康被害
トイレシートを破るだけでなく、中の綿やポリマーを食べてしまう子もいます。
少量であれば便と一緒に排出されることが多いですが、大量に食べてしまうと消化管に詰まってしまい、最悪の場合は手術が必要になるケースもあります。
愛犬がトイレシートを食べて、以下のような症状があるときはすぐに動物病院を受診しましょう。
- 元気がない・ぐったりしている
- 繰り返し吐いている
- 便が出ていない
- お腹を触ると痛がる
リスク②:掃除の負担と飼い主のストレス
毎日帰宅するたびに散らばったシートを掃除するのは、時間的にも精神的にもかなりの負担です。
「今日もやられた…」と玄関を開けるたびに憂鬱な気分になるくらいなら、しっかり対策をしてストレスフリーな生活を取り戻したいですよね。
犬がトイレシートを破る時の対策6選【おすすめグッズもあわせて紹介】
ここからは、犬がトイレシートを破るのをやめさせる具体的な対策と、対策に役立つおすすめグッズをあわせてご紹介していきます。
愛犬の性格やお家の環境に合った方法を、ぜひ試してみてください。
メッシュ付きトイレトレーで物理的に破れなくする
一番確実で効果が高い対策が、メッシュカバー付きのトイレトレーを使うことです。
トイレシートの上からメッシュで覆ってしまうので、愛犬が爪でカリカリしたり、口でくわえたりできなくなります。
「しつけを頑張ってもなかなか直らない…」という方は、まずこれを試してみるのがおすすめ。物理的に破れない環境を作ってしまえば、悩みが一気に解決することも多いです。
こちらは、高さわずか1.9cmの超薄型リッチェルのトイレトレー。
メッシュがフレームと一体化しているので、シートのかみちぎりや引っかきをしっかりガード。子犬からシニア犬まで出入りしやすく、水洗いできるのでお手入れも簡単です。
トイレシートをしっかり固定する
シートがズレたり動いたりするのを防げば、犬が口でくわえて引っ張りにくくなります。
特にトレーを使わずに直接床にシートを敷いている場合は、固定するだけで被害が大きく減ることも。マグネット式やテープ式、クリップ式など、さまざまな固定グッズがあります。
ペットシーツを2枚つなげてしっかり固定できるクリップ。
マグネット式で簡単に装着でき、シートのズレや境目からの漏れも防げます。広いトイレスペースを作りたいときにも便利な一品です。
トイレシートの固定方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
破れにくい丈夫なシートに変える
そもそも破れにくい素材のトイレシートを使うというアプローチも有効です。
厚手タイプや、爪や噛みに強い特殊加工が施されたシート、洗って繰り返し使える布製シートなど、破れにくいシートはいろいろな種類があります。
丸洗いできて繰り返し使える、布タイプのINULABO(イヌラボ)大判ペットシーツ。高品質フェルトと防水ポリウレタン生地で作られており、噛まれても破れにくい丈夫な素材です。
インテリアに馴染む純白デザインなので、使い捨てシートのような「トイレ感」が出ないのも嬉しいポイント。
イヌ用の洗えるペットシーツは、下記の記事で詳しく解説しています。
噛むおもちゃで噛みたい欲を満たす
トイレシートよりも魅力的な噛むおもちゃを与えて、噛みたい欲を別の方向に向けてあげるのも有効な手段です。
特に子犬期や歯の生え変わり時期は「何かを噛みたい」という欲求が強くなるため、代わりに噛めるものを用意してあげることで、トイレシートへの興味を自然と逸らすことができます。
留守番中の退屈しのぎにもなるので、長時間集中して遊べる丈夫なおもちゃを選ぶのがポイント。
獣医師推薦の天然コーヒーの木を使った噛むおもちゃ。硬くてささくれにくい素材なので、ガシガシ噛んでも安心。無添加・ノンカフェインで、デンタルケアにも役立ちます。サイズ展開も豊富なので、愛犬の体格に合わせて選べますよ。
ケージやサークルでトイレエリアを管理する
トイレを自由にいじれない環境をつくることも大切です。
留守番中だけケージやサークルでトイレエリアを区切っておけば、そもそもシートに触れる機会を減らせます。トイレをしたらすぐにシートを片付けられる環境なら、なおのこと安心です。
住居スペースとトイレスペースを仕切りで区切れるサークル。トイレの場所を覚えてもらいやすく、しつけにも役立ちます。住居側はスムーズに開閉できるスライドドア、トイレ側はシーツ交換がしやすい大きく開くドアと、使い勝手も考え抜かれた設計です。
苦味スプレーを補助的に使う
舐めると苦い味がするスプレーをトイレシートに塗布して、「シート=嫌な味」と学習させる方法もあります。
ただし、スプレーは乾くと効果が薄れるという欠点があるので、他の対策と組み合わせて使うのが現実的。メッシュトレーや固定グッズと合わせて使うと効果が長続きします。
犬のいたずら防止スプレーの定番アイテム。天然リンゴエキス由来の苦味成分なので、万が一愛犬が舐めてしまっても安心です。トイレシートはもちろん、家具やコード、壁の噛み癖対策にも使えるので、1本持っておくと何かと便利ですよ。
犬がトイレシートを破るのはいつまで続く?
子犬期の破壊行動は、成長とともに自然と落ち着いていくケースが多いと言われています。
特にトイレシート破りが歯の生え変わりや遊び欲求によるものであれば、永久歯が生え揃う生後7ヶ月〜1歳頃を目安に、徐々に頻度が減ることが期待できます。
ただし、成犬になっても続く場合は、ストレスや不安、運動不足などが背景にある可能性があります。その場合は原因にしっかり向き合って対策することが大切です。
「いつか落ち着くから」と放置するのではなく、今できる対策を始めておくことで、愛犬も飼い主さんもストレスなく過ごせるようになりますよ。
まとめ|原因を見極めて、愛犬に合った対策を
今回は犬がトイレシートを破る原因と対策8選、おすすめグッズをご紹介しました。
トイレシートを破る原因は、主に以下の4つです。
- 遊びで楽しくなっている
- ストレスや運動不足の発散
- 退屈・暇つぶし
- 歯の生え変わり(子犬の場合)
どれか1つだけでなく、複数を組み合わせることでより効果を発揮するのがポイントです。
まずは一番効果が出やすいメッシュトレーから試してみて、愛犬の様子を見ながら他の対策もプラスしていくのがおすすめ。
この記事が少しでもあなたと愛犬の暮らしの役に立てればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。









