MENU

【実録】トイレを覚えない愛犬が1ヶ月で成功した”3つ”のしつけの工夫:失敗談も

「うちの愛犬、トイレをなかなか覚えない…」「本当にできるようになるの?」

そんな悩みを抱えている飼い主さんは多いと思います。

私も全く同じでした。

現在東京で一人暮らしをしながら、パグの女の子「もち子」(現在1歳半)と一緒に楽しく暮らしていますが、迎えた当初は、トイレの失敗が続き、毎日のように掃除と消臭の繰り返し。

愛犬と一緒に寝たり、リビングで開放して自由に遊ばせてあげたり、理想の愛犬ライフとは程遠い生活でした。

しかし、焦らずに基本を見直し、今回紹介する3つのことを徹底したことで、1ヶ月後にはトイレを安定して成功できるようになりました。今回は、「愛犬がトイレを覚えず悩んでいる」方向けに、私が実際に実践して効果のあった方法を紹介します。

ぜひ、今後のトイレトレーニングの参考にしてみてください。

この記事を書いた人
こま

東京の1LDKでパグと暮らしている「こま」と言います。

これまで、3匹のワンちゃんと暮らしてきた経験をもとに、愛犬との暮らしに役立つ情報を発信しています。

目次

迎えて最初の半年はトイレを覚えてくれなかった!できなくて普通です。

愛犬がトイレを失敗して慰める飼い主

現在、1歳半になる私の愛犬のもち子は、根気よいトレーニングの甲斐もあり、今はトイレの成功率が100%ですが、迎えて半年はトイレをなかなか覚えてくれませんでした。

最初のうちは「そのうちできるようになるだろう」と思っていましたが、半年たっても状況が変わらず、次第に焦りと疲れを感じるようになることも……。

よくあったトイレの失敗
  • おしっこを途中でカマンできずに、トイレの手前で排泄
  • 少し目を離したすきにフローリングの上で排泄
  • ベッドやソファの上の同じ場所で排泄
  • 何度叱っても全く「ダメ」というのが伝わらない

SNSなどで、他の飼い主さんのトイレの成功体験などを見ると、「なんでうちの子だけ……」と悲しくなることもよくありました。

でも今振り返ると、トイレのしつけで悩むのは特別なことではありません。私と同じように「なかなか覚えない」と感じている飼い主さんはたくさんいます。

私自身も「悩んでいるのは自分だけじゃない」と知ったとき、少し心が軽くなりました。

そして、この後紹介するしつけの工夫を実践したことである日から突然トイレができるようになって行きました。私自身も、愛犬のトイレのしつけで悩んでいた身として、同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

【実録】失敗続きの愛犬がトイレを1ヶ月で覚えた”3つ”のしつけの工夫!基本を徹底しました

愛犬がトイレを成功できて褒める飼い主

愛犬(もち子)のトイレが安定して成功するまでに色々な方法を試しましたが、1ヶ月でトイレを覚えてくれた方法は3つの方法は下記の通りです。

3つのしつけの工夫
  • トイレのタイミングを見逃さない
  • 居住空間とトイレスペースを分ける
  • 統一したルールを徹底する

「トイレ しつけ」などで調べるとよく出てくるしつけの方法ですが、基本を徹底することが愛犬のトイレの成功の鍵になりました。


トイレのタイミングを見逃さない

まず、愛犬にトイレを覚えさせる上で2つタイミングを逃さないことを意識しました。

  • トイレをしそうになったらすぐにトイレに誘導してあげる(失敗を減らす)
  • トイレを成功できた瞬間に褒める

犬の短期記憶は10秒程度で忘れてしまうと言われており、「どこで・何をして・いつ褒められたか」が学習の基準になるので、トイレをした直後に褒めることが重要なんです。

愛犬(もち子)の場合も、トイレの成功の瞬間を逃さないように、朝ごはんのあと・寝起き・遊んだあとなど、トイレをしやすい時間を意識して常に見守りました。

特に、床のニオイを嗅ぎ始めたり、ソワソワして歩き回るときはトイレのサイン。

このタイミングで静かにトイレシートに誘導し、成功したらすぐに「いい子!」と声をかけることを徹底しています。

最初のうちはうまくいかない日もありましたが、“できた瞬間に褒める”を続けるうちに、自分からトイレに向かうようになってくれたんです。

見張っておくことが難しい時間はケージに入れて、トイレができたら出してあげるなどすると良いですよ。

居住空間とトイレスペースを分ける

トイレのしつけが一気にラクになったのが、犬の居住空間とトイレの空間を完全に区切ることができるペティオ (Petio) のトイレのしつけが出来るケージです。

私も最初は、ケージの中のベッドとトイレの空間を一緒にしていましたが、愛犬は寝る場所と排泄する場所の区別ができなくなってしまい失敗が増えてしまっていたんです。

ペティオ (Petio) ケージは、愛犬がトイレをする際はトイレスペースに誘導し、トイレができたら出してあげる、というシンプルなしつけがとてもやりやすくなりました。

愛犬もトイレスペースにはトイレしかないため、何をすれば「出してもらえる」のかが分かりやすくなり、覚えが各段位良くなったと実感しています。

また、ケージはプラ製の受け皿があるため、万が一失敗してもティッシュでサッと拭き取るだけで、掃除が簡単なところもしつけがラクになったポイントです。

統一したルールを徹底する

トイレトレーニングで重要なのは、愛犬が混乱しないようルールを一貫して統一することです。

私の場合、3つのルールを徹底して繰り返しました。

①成功したときは「すぐ褒めて、ご褒美をあげる」

トイレを成功した瞬間に、声のトーンを上げて全力で褒めることを徹底しました。

「いい子!」「上手にできたね!」と明るい声で伝えることで、犬は「この場所で排泄すると褒められる」と学習してくれます。

また、「褒め言葉+おやつ」をセットにすることで、「トイレをするといいことがある」と学習することで、トイレの成功率がぐんと上がりました。

トイレの成功確率が上がってきたら「おやつ」をあげるのをやめてしまう方もいますが、一貫して継続することが大事。愛犬の好物のおやつをご褒美としてあげるとより効果的です。

失敗したときは「叱らず、静かに片づける」

失敗したときに感情的に叱ってしまうと、犬は「排泄そのものが悪いこと」や「飼い主が喜んでいる」と勘違いしてしまいます。

私も最初はつい「ダメでしょ!」と声を荒げたことがありましたが、叱ったところでトイレの成功確率は全く上がりませんでした。

それ以降は、トイレを失敗しても無言で片づけ、においが残らないように掃除を徹底。

失敗したら「静かに片づける、無視する」、成功したら「全力で褒める」と、反応を明確に分けることで、愛犬も覚えが良くなりました。

「トイレができたら出す」ルール

もうひとつ効果があったのは、トイレをしてから出すという習慣です。

朝起きたときやご飯を食べた後など、「トイレができたらケージから出す」というルールを決めました。これを繰り返すことで、「トイレをすると良いことが起きる(出られる)」と学び、愛犬(もち子)自身が進んでトイレを済ませるようになりました。

愛犬がトイレを覚えない時にやっていたしつけの失敗

愛犬がトイレを失敗して落ち込む飼い主

愛犬(もち子)がトイレを覚えなかった頃、今思えば私の接し方にもたくさんの問題がありました。

一生懸命だったつもりが、結果的にもち子を混乱させていたこともあります。

ここでは、特に大きな失敗だった2つを紹介します。

しつけの方法を短期間で色々変えてしまった

最初の頃は、ネットやSNSで「トイレトレーニングのコツ」をたくさん調べて、「これは効きそう」と思うたびに新しい方法を試していました。

たとえば、数日ごとにトイレシートの位置を変えたり、褒め方を変えたり…。でも今考えると、それが逆効果でした。

愛犬(もち子)にとっては、短期間で変わるしつけの方法は、「どのやり方が正しいのか」がわからず、せっかく覚えかけたこともリセットされてしまっていたんです。

犬のしつけではとにかく一貫性が大切です。同じ行動を繰り返すことで、「これが正しい」と少しずつ学んでいきます。

方法をコロコロ変えることは、人間でいう“ルールが毎日変わる環境”と同じ。安心して覚えることができない状態を、自分で作ってしまっていたんです。

曖昧にしつけを進めてしまっている方は、「一度決めたルールに一貫性を持ち徹底する!」という基本に立ち戻りましょう。

失敗した時に怒ってしまった

トイレの失敗が続くと、どうしてもイライラしてしまうものです。私自身も「もう何回目なの?」とつい声を荒げてしまったこともありました。

トイレを失敗して起こることで、「排泄すること自体が悪いこと」と思ってしまい、私の見えないところで隠れて排泄することもありました。

「怒って従わせる」のではなく、「褒めて伸ばす!」に気持ちを切り替えてからは、愛犬(もち子)も素直に覚えてくれるようになり、私自身の気持ちもラクになりました。

これは、トイレのしつけだけに限らず言えることだと思います。

気づいたこと

  • しつけの方法を頻繁に変えると、愛犬が混乱する
  • 怒ることで“排泄=悪いこと”と学習してしまう
  • 失敗も「次の成功につなげるサイン」と捉えると気持ちが楽になる

犬のトイレのしつけがラクになるアイテム3選

愛犬のトイレのしつけ用にグッズを買う飼い主

ペレッティー 獣医師が使うプロ用 ペット除菌 消臭剤

トイレの失敗後におしっこのにおいが消えていないと、犬はその場所を「排泄していい場所」と認識してしまいます。つまり、においが残る=失敗を繰り返す原因になってしまうんです。

市販の消臭スプレーでは臭いを消しきれない!という方は、獣医師のプロも使うペレティーの消臭剤がおすすめです。

床やカーペットなど、愛犬が粗相をしてしまった場所に吹きかけてさっと拭き取るだけで、簡単に消臭することができます。

愛犬の体に直接吹きかけることもできる刺激性の少ない安心素材で簡単に消臭・除菌することできます。

無添加のご褒美おやつ

トイレが成功したらご褒美でおやつをあげる行為はとても有効なしつけですが、毎回ご褒美におやつを与えるとなると、愛犬の健康面、肥満が心配になりますよね。

市販のものよりも値段は少し張りますが、無添加のおやつなら毎日適量ご褒美として与えても安心です。

また、毎日同じおやつだと飽きてしまう場合もあるので、いろんなレパートリーがあると理想。

国産無添加のおやつが5つ選べるセットなどもあるので、ぜひチェックしてみてください。

囲い付きのトイレトレー

サークルやケージの中、お部屋の中で、トイレの空間だけを作るのは難しいという方は、囲付きのトイレトレーがおすすめです。

囲い付きトイレトレーは、愛犬がトイレの空間を認識しやすいだけでなく、おしっこのはみ出し防止にもなり、よりトイレの失敗リスクを減らすことができます。

リッチェルの囲い付きトイレなら、3面に壁がついており枠外に足がはみ出さずトイレを失敗しにくい構造です。

トイレシートのイタズラを防止するメッシュカバーもついているので、トイレトレーニングに重宝できるアイテムです。

🐾 まとめ:焦らず、愛犬と一緒に成長していこう

愛犬がトイレを覚えない時期は、誰にとっても根気のいる時間です。

我が家では、今回紹介した3つの工夫を徹底したことで、1ヶ月で愛犬がトイレを覚えてくれるようになりました。

もちろん、犬の個体によって覚えの良さや、覚えやすい方法は異なりますが、愛犬がトイレを覚えてくれない方は、焦らずまずは基本を徹底してしつけを行ってみてください。

筆者が実践したしつけの工夫
  1. トイレのタイミングを見逃さない → 成功の瞬間を逃さず褒めることで、犬が“正しい場所”を学びやすくなる。
  2. 統一したルールを徹底する → 成功と失敗の対応を一貫させ、犬が混乱しないようにする。
  3. 居住空間とトイレを分ける → 生活スペースとトイレを区別し、自然に排泄の習慣を身につけさせる。

この記事が少しでもあなたと愛犬の暮らしの役に立てればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次