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犬のトイレはみ出し対策7選:漏れにくいトイレトレーも紹介!

愛犬がトイレをする時、せっかくトイレシートの上で排泄しようとしているのに、微妙にはみ出してしまい、床や壁、カーペットなどが汚れてしまう…。

こんな愛犬のトイレののはみ出しに関して悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

トイレトレーのはみ出し問題は、掃除の負担が増えるだけではなく、賃貸では床や壁の汚れによるトラブルにもつながりかねません。

特にオス犬の足上げ行動や、子犬の未熟なトイレ習慣から悩んでいるかも多いはず。

そこで今回は、犬がトイレトレーからはみ出してしまう原因と、効果的な対策法とおすすめのトイレトレーをを詳しく解説します。

愛犬のトイレのはみ出しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

犬のトイレがはみ出す時に考えられる4つの原因

愛犬がトイレをはみ出してしまう原因にはどのようなことが考えられるでしょうか。

愛犬のおしっこがトイレトレーからはみ出してしまって困っている女性

1. トイレサイズが小さい

よくありがちな原因がトイレトレーのサイズ不足です。犬は排泄時に体の向きを変えたり、少し動いたりすることがあり、トイレが小さすぎると、自然な動きでもはみ出してしまうことがあるんです。

特に成長期の子犬や、体格の大きな犬種では、購入時のサイズでは対応しきれなくなることがよくあるので、トイレトレーが愛犬の体格に合っているのかチェックしてみましょう。

2. オス犬の足上げ行動

オスの犬は本能的に足を上げて排泄する習性がありますよね。これは縄張りを示すマーキング行動の一環で、より高い位置に臭いを付けようとします。

平面のトイレシートだけでは、足上げ排泄をカバーできず、壁やトイレトレーの外に飛び散ってしまいます。

あらかじめ、横に飛び散りにくいトイレトレーや、飛び散りやすい壁や床にはシートなどで保護してあげましょう。

3. マーキングや習慣

犬のマーキング行動は、トイレ以外の場所でも起こります。一度マーキングした場所には臭いが残り、再び同じ場所で排泄してしまう悪循環が生まれます。

また、過去にトイレ外で排泄した経験があると、それが習慣化してしまうことも。

トイレトレーからはみ出したところに臭いが染み付くと、何度も同じところでトイレをしてしまう可能性が高まるため、トイレをはみ出したらしっかりと掃除・消臭対策することが大事です。

4. トイレの位置が落ち着かない

トイレが人通りの多い場所や、音が気になる場所にあると、犬は落ち着いて排泄できません。

急いで済ませようとして、十分にシートの上に乗らないまま排泄してしまうことも考えられます。

普段愛犬がトイレをする際、落ち着きのない行動をとっていないかなど観察してみましょう。

愛犬のトイレのはみ出しを防止する7つの対策:漏れにくいトイレトレーも!

犬のトイレトレーをかてあげる飼い主

ワイドサイズのトイレトレーを使う

愛犬より一回り大きいサイズで漏れなし!

愛犬がトイレをはみ出してしまう際、まず注目したいのがトイレのサイズです。

特に子犬の時と同じトイレトレーを使っているなど、トイレのサイズが体格に合わない場合は必然的に失敗するケースが多くなってしまいます。

  • 愛犬がトイレをするとき方向転換する際に窮屈そうにしている、
  • シートの端ギリギリで排泄することが多い、
  • トイレの半分以上を占有してしまっている

などの場合は、トイレトレーのサイズアップのタイミングです。

「ワイド」サイズのトイレトレーをチェックしてみましょう。

囲い付きのトイレトレーを使う

囲いで飛びちりや漏れをカバー!

周囲に立ち上がりのある囲い付きトレーは、はみ出し防止に非常に効果的です。

通常のトイレトレーに比べてフチに高さがあるため、おしっこの飛び散りをしっかりと防いでくれます

端っこでおしっこをしようとするワンちゃんでも、囲いに体が当たって行動が制限されることで、はみ出しの失敗が少なくなるんです。

また、囲いがあると「ここがトイレの範囲」と犬に理解させやすくなり、トレトレーニングとしても有効的です。

囲いは犬にとって「トイレの小部屋」のような安心感を与え、落ち着いて排泄できる環境つくり役立つでしょう。

L字型のトイレトレーを使う

足あげ対策ならL字のトイレトレー!

足を上げてトイレをするワンちゃんは、通常のフラットなトイレトレーでははみ出して失敗するケースが多いですよね。

L字型トレーは、床面と壁面の両方をカバーできるアイテムで、特にオスの犬のマーキング行動に対して有効的で、壁への飛び散り対策としておすすめのトイレトレーです。

さらにL字の形状は、犬が自然と壁側に体を寄せて排泄するようになりやすく、トイレの位置が安定するメリットもあり、「おしっこで壁紙が汚れる」といった悩みも軽減できるでしょう。

また、L字型トレーは部屋のコーナーにぴったり収まるため、省スペースで設置できるのも魅力。狭いお部屋や一人暮らしの方でも導入しやすく、掃除もシート交換も比較的ラクに行えます。

ただし、犬が壁のない側を向いて排泄してしまうと効果が薄くなることがあるため、犬の排泄のクセに合わせた設置場所や向きの工夫が必要です。

マーキングポール付きトイレトレーを使う

オスの犬は本能的な「高い場所にマーキングしたい」という習性から電柱や壁に向かって足を上げてトイレをします。

トイレトレーについたマーキングポールは、「疑似的な柱」となり、犬が自然にそこを狙っておしっこをするように促すことで、はみ出しの失敗を減らすことができます。

犬が「毎回ここを狙えばいい」と学習しやすくなるので、トイレの成功率が安定しやすいのもメリットです。

こちらのマーキングポール付きのトイレトレーなら、ポールを取り外して丸洗いできるため、掃除の手間やニオイ残りを大幅に軽減できので、ぜひチェックしてみてくださいね。

吸水性の高いトイレシートを使う

トイレシートは吸水力に注目!

安価で吸水性の低いトイレシートの場合、おしっこを吸い切れず溢れてしまって結果的にはみ出してしまうことがあります。

特に中型犬や大型犬など排尿量が多い犬では、一度のおしっこでシート全体がびしょびしょになってしまい、足裏が濡れてそのまま部屋を歩き回ることで、床やカーペットまで汚してしまう二次被害が起きやすくなります。

また、吸水力が弱いシートは表面が湿ったままになるため、犬自身もトイレを嫌がるようになり、「決められた場所で排泄しない」原因にもつながる可能性があります。

吸水性の高い厚型シートや高機能シートを選べば、尿をすばやく吸収して内部に閉じ込めるため、はみ出しや漏れを防ぐだけでなく、犬が快適にトイレを使える環境を維持できます。

使っているシートを見直すだけでも、トイレの成功率が上がり掃除の手間やニオイのストレスを大幅に軽減できるので、チェックしてみましょう。

トイレマットを使う

トイレトレーとマットを併用して対策!

どうしてもトイレトレーからはみ出しを防ぎきれない場合は、トイレの周辺にトイレマットを敷くことで、万が一はみ出した場合でも、床やカーペットなどを直接汚すことを防げます。

特にフローリングや畳は一度おしっこが染み込むとシミや臭いが残りやすく、掃除も大変です。

トイレマットを敷いておけば吸水してくれるため、床材の劣化やニオイ移りを防ぐ効果があります。

さらに、マットの上を歩くことで犬の足裏についたおしっこを拭き取ってくれるので、部屋中に足跡が広がる「二次汚れ」の予防にもつながります。

おすすめは洗濯できるタイプのトイレマットです。丸洗いできることで常に清潔を保ちやすく、掃除の負担も軽減でき、繰り返し使えることでお財布にも優しく経済的に運用できますね。

犬用消臭スプレーでニオイ残りを防ぐ

プロも使う消臭スプレーで匂いをとる!

何度も同じ場所にはみ出してしまう場合は、過去に残った臭いが原因になっている場合もあります。

犬は嗅覚が非常に優れているため、たとえ人間には気にならない程度の尿の臭いでも、「ここで排泄していい場所」と認識してしまうことがあります。そのため、トイレトレーや床に尿が少しでも残っていると、犬は同じ場所に足を上げて排泄してしまう可能性が高くなります。

トレーや床の掃除と併用して、トイレ周りを常に清潔に保つことも、犬が正しい場所で排泄する習慣を身につけるうえで重要なんです。

ペレッティーの消臭スプレーは、動物病院などでも使用されているアイテム。消臭力はもちろん、ワンちゃんに優しい成分でできているため、愛犬に直接吹きかけることもできる優れものです。

消臭スプレーに迷ったらぜひチェックしてみてくださいね。

愛犬のトイレのはみ出しは叱らず褒めて伸ばす!

犬を撫でている男性、犬を褒めている男性

成功したらすぐに褒める・ご褒美を与える

愛犬が正しくトイレシートの上で排泄できたときは、すぐにたくさん褒めてあげましょう

タイミング良く褒めることで、犬は「ここで排泄すると良いことがある」と学習します。おやつを与えるのも効果的ですが、優しく声をかけたり、撫でてあげるだけでも十分にご褒美になります。大切なのは、排泄が終わった直後に褒めることです。時間が経ってから褒めても犬は関連づけできず、効果が薄れてしまうんです。

日々の成功体験を積み重ねることで、犬は「トイレ=安心できる場所」「褒めてもらえる場所」と認識し、自然と正しい位置で排泄する習慣が身についていきます。

結果として、はみ出しや失敗が減り、掃除の負担が軽くなるでしょう。

失敗したときは叱らず、淡々と掃除する

トイレからはみ出して失敗してしまった時に叱ってしまうと、犬は「排泄すること自体が悪いこと」と学習してしまう場合があります。

その結果、排泄を我慢して体調を崩してしまったり、飼い主の目の届かない場所でこっそり排泄するようになり、トイレトレーニングがさらに難しくなることも少なくありません。

大切なのは、失敗を叱るのではなく、成功したときにしっかり褒めることです。犬はポジティブな経験を通して「ここで排泄するといいことがある」と学習するため、自然と正しい場所での排泄が定着していきます。

失敗した際は、淡々と片付け、消臭スプレーなどで臭いをしっかり取り除きましょう。臭いが残っていると犬が再び同じ場所で排泄してしまう可能性があるため、叱るよりも「環境リセット」を徹底することが効果的です。

今回紹介したトイレのはみ出しの対策法はあくまで例の一つです。

ワンちゃんも人間と一緒で個体によって性格も、得意不得意も、学習う能力も異なります。

いろんな方法を試してみて、愛犬にとって良い方法を一緒に見つけてみてあげてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が少しでもあなたの役に立てればうれしいです。

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