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犬がコードを噛む!効果的な5つの対策とグッズを紹介:ケーブルカバーなどで簡単に防止!

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愛犬が何度注意してもコードやコンセントをしつこく噛んでしまい悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

特に子犬の時期は好奇心旺盛で、何でも口に入れてしまいがちですよね。

コードを噛む行為は愛犬の安全を脅かすだけでなく、家電製品の故障や火災の原因にもなる危険な行為です。

今回は、犬がコードを噛むことの危険性と、実際に使える対策を5つ紹介します。

安全で快適な生活環境を整えて、愛犬も飼い主さんも安心して過ごせるようにしましょう。

目次

犬がコードやコンセントを噛むと起こる危険性

電源コードを噛む犬

愛犬がコードやコンセントを噛む行為には、以下のような危険性があります。

感電のリスク

家庭用の100Vコンセントでも犬にとっては十分に危険な電圧で、通電中のコードを噛むと口の中の粘膜や舌に重度の電気火傷を負い、最悪の場合は心臓が停止して死に至る可能性があります。

特に口の中が濡れている状態では電気が通りやすく、より深刻な事故につながりやすくなります。実際に動物病院では、コードを噛んで口の中を大きく火傷した犬や、感電によって意識を失った犬が運び込まれるケースが年間を通じて発生しています。

破片を誤飲するリスク

噛み切ったコードの破片やプラスチックカバーの欠片を飲み込んでしまうと、胃や腸で詰まって詰まってしまう場合があります。

小型犬では1cm程度の破片でも詰まる可能性があり、場合によっては手術が必要になる危険性も。また、硬いプラスチック部分や金属のプラグ部分で歯茎や舌を切ってしまい、出血や感染を起こすリスクもあります。

破片といえども最悪の場合命に関わることもあるため、愛犬がコードを噛んでいる際は必ず対策しておきましょう。

火災のリスク

愛犬がコードを噛んで、コードの被覆が破れて電線がむき出しになると、ショートや漏電を引き起こし、火花が散って火災の原因となる可能性があります。

特にカーペットや木製家具の近くでこのような事故が起きると、一気に燃え広がって住宅全体に被害が及ぶ危険性があります。

破損しているコードは直ちに買い換える、お留守番の際や目を離す際は、使わない電源は抜いておくなど、細心の注意を払っておきましょう。

犬がコードを噛むときの5つの対策

電源コードを噛む犬、電源コードを噛む犬をやめさせる飼い主

コードカバーで保護する

コードカバーは愛犬がコードを噛む対策として最も簡単で効果的な方法です。

硬いプラスチックやシリコン素材のカバーが犬の歯からコードを完全に守る物理的遮断効果により、感電事故のリスクを防止できます。

滑らかで硬い表面は犬が噛んでも面白みを感じにくいため、自然と興味を失わせられる可能性も。また、コードが整理されて見えることで犬の視覚的な興味を削ぐ効果も期待できます。

使用する際は、コードの長さに合わせてカットし、接続部分もしっかりとカバーすることで効果が最大化されます。定期的に破損チェックをすることも重要なポイントです。

コンセントガードでコンセントとコードを隠す

コンセントも犬が最も興味を示しやすい場所の一つですよね。

感電のリスクはもちろん、コンセントを抜かれて途中でテレビが切られちゃう!なんてストレスを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コンセントガードは、コンセント口そのものを覆い、犬がプラグやコンセントに触れないようにするグッズです 。

単に物理的に愛犬がコンセントに触れられないようにするだけでなく、ホコリの侵入を防ぎトラッキング火災を予防にもつながります。

愛犬の安全と同時に家庭の電気火災リスクも軽減することが可能です。コードカバーと併用してしようするのがおすすめ。

山崎実業のコンセントカバーは、お部屋にも馴染みやすいデザインで、一般的な1~3口のコンセントに対応しており、おしゃれで機能的。迷ったらぜひチェックしてみてくださいね!

配線(ケーブル)収納ボックスでコードを隠す

テレビ台やパソコン周辺の複雑な配線を一箇所にまとめて、愛犬の目から物理的にコードを簡単に隠せるのが配線ボックスです。

電源タップやアダプター、それらから伸びる複数のコードを一つのボックス内に入れることができるため、愛犬にとってコードレスの環境をつくることができます。

また、床に散らばっていたコード類がなくなることで、愛犬が歩き回る際に足に引っかかったり踏んだりすることもなくなり、ワンちゃんにとっても過ごしやすい環境づくりにもなりますね。

例えば、RASIKのケーブル収納ボックスなら、ゴチャついた配線周りにボックスを被せるだけで、コードをまとめて隠すことができます。

壁にコードを固定する

垂れ下がったコードは、人の移動や風などの時の揺れや動きで犬の興味を引きやすく、コードを噛んでしまう原因になってしまうことも。

壁にコードを固定できる配線カバーを活用すれば、配線を保護とお部屋の整理に役立ちます。

こちらの配線カバーは、テープで簡単に壁に固定することが可能。

賃貸でも壁を傷つけずコードを壁掛けすることができ、ハサミで好きな長さだけ使えるので、初心者でも簡単に設置できますよ。

噛んでも良いおもちゃで注意をそらす

子犬の場合、歯の生え変わりの時期で歯が痒かったり、お留守番やお散歩の時間などが取れておらず運動不足になると、ストレスで破壊行動やイタズラの原因につながってしまうことがあります。

適切な噛むおもちゃを与えることで犬の精神的なストレスを軽減し、破壊行動全般を減らす効果があり、「これは噛んでも良い」「これはダメ」の区別を教えることで犬の判断力を向上させることも可能です。

継続的におもちゃで遊ばせることで、コード以外のものに興味を持つ健全な習慣を作り出す予防的習慣形成効果も期待できます。

使い方として、コードに興味を示した瞬間にすぐ代替おもちゃを提供し、おもちゃで遊んだ時は思い切り褒めることで正しい行動を促してあげることが重要です。

特に、硬いロープやプラスチック製のおもちゃ、鹿の角など、噛み応えのあるおもちゃがおすすめ。

鹿の角は愛犬のおもちゃとして噛み癖の矯正だけでなく、歯石や口臭予防などのデンタルケアにも役立ちますよ。

まとめ

犬がコードを噛む行為は、愛犬の命に関わる危険な行為です。

感電や誤飲のリスクを防ぐためにも、適切な対策を行うことが飼い主の責任といえるでしょう。

今回ご紹介した5つの対策グッズを組み合わせて使用することで、より効果的にコード噛み対策ができます。

コードカバーで物理的に保護し、コンセントガードで根元を隠し、高い位置に固定することで犬の手の届かない場所に配置する。さらに収納ボックスで整理整頓し、代替となる安全なおもちゃを用意する。これらの対策を総合的に実施することが重要です。

愛犬の安全と快適な住環境の両立は決して難しいことではありません。適切な対策グッズを選んで正しく使用し、愛犬との楽しい毎日を安心して過ごしましょう。

もし対策を講じても改善されない場合は、獣医師や犬の行動専門家に相談することをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が少しでもあなたの役に立てれば幸いです。

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